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2013-09-11 01:36 | カテゴリ:イベント
9月8日。
サイクリストマルコの歴史に新たな1ページが。
自転車人生初の県外イベント(ツール・ド・ひまわりは除く)、
「ヒルクライム大台ヶ原2013」に参加して参りました。



場所は奈良県南東部に位置する上北山村。もちろんこれまで聞いたこともございません。
関西自転車ブロガーの方の情報によりますと、
この村は奈良県の秘境とか、関西のチベットと呼ばれているとか。

ここは奈良県最大の面積を持つ自治体にして村民の数は約600人!
調べてみたら人口密度は日本で3番目の低さ!!

こりゃホントに秘境だわ・・・
と思ったら、なんと日本の秘境100選にも選ばれてます。
ていうかそんなのがあったのね。


そして600人の村民に対して集まった参加者は700人超!!
運営委員の人、地元警察、若者、お年寄り、子供たちとそのご両親だち、
全ての村人が私達サイクリストを歓迎し、サポートし、声援を送って下さったことに
サイクリストとして本当に感謝感激いたしました。


特にレース後の下山のときまで皆さんが家の前に出てのお見送りは格別でした。
下山する全てのサイクリストに「お疲れさまー!」「また来てやー!」
と手を振ってくださる村の皆さんに
こちらも笑顔で手を上げて「ありがとうございます!」と。

スタート地点に戻るまでずっと続く沿道の声援と拍手こそ、この大会の本当のフィナーレ。
感激で胸をいっぱいにしてスタート地点へ到着。終わった・・・

と思ったら地元のこどもが「お疲れ様でした」と紙コップに入ったアミノバイタルを手渡してくれる。
ウルウル。

ああ、ダメだよ僕、最後までこんなおもてなしされたら、おじさん来年も参加してしまいそうだよ・・・



ゴール直後は

「なんて恐ろしいコース・・・もうゼッタイ来年は参加しないゼ!」

って思ってたのに。









そんな思い出深い大会となった大台ケ原ヒルクライムを振り返ります。



9月7日。
7:30。
鳥取の自宅を出発。
予報の通り空は曇り空。
開催地の紀伊半島の山岳地帯は日本一の降水量を誇ると聞きます。
晴天までは望みませんが、何とか大雨だけは降らないでと願いながら大阪まで。


10:10。
大阪は吹田市に到着。
私が自転車を始める大きなきっかけとなった親戚の家に到着。

数年前、この方と一緒にイキナリ大江隧道を越えるヒルクライムをした日から私は自転車の虜。
私の自転車の師匠にして私の手元にあるHONJOのオーナーでもあり
私をサイクリストにしてしまった罪な男なのでございます。


ここで愛車スパ6を降ろし、大阪ナンバーのミニバンに乗せ換え。
一緒に来た嫁もここで預け、昼食を済ませたところでいざ出発!



12:00。
吹田のマンションを出発し、高級住宅外でもう一人のお連れの方をお迎え。やっぱりバイクも高級だ。
スパ6とアルテグラ仕様のオペラカノーヴァ、
そして9000系デュラにENVEカーボンチューブラーを履いたタクリーノの3台を乗せて一同奈良県の秘境へ!!


15:00。
大阪市内から3時間かけて開催地へ到着。
受付会場の中学校には大勢のサイクリストとクルマ、そして高級バイクがずらり。

この大会は前日エントリーオンリーなのでここで受付。
大会本部やスタート地点は別の場所。
ここはエントリーをするだけの場所なのですがそれでもバザーなんかもあって賑わってます。
P9074229.jpg


16:00。
少し離れた小学校にクルマを停めて、我らが宿泊する民宿へ。
途中の自販機で缶ビールを買い込み、宿に持ち込み。
自転車もクルマの中に放置したままってことは、やっぱり今日は軽く乗ったりとか試走とかしないのね。


16:30。
宿に集まったのは総勢9名。
私以外は皆仕事でかかわりのある方々だそうですが、みんな自転車乗りなのでそれだけで話ができます。
昭和の香り漂うTHE民宿で軽く乾杯し明日の健闘を誓います。

こんなドアで
P9074231.jpg

こんな質素な寝具ですが
P9074233.jpg

ガヤガヤと自転車を囲んで弄ってると時間が過ぎるのはあっという間。
P9074232.jpg


18:30。
ヒルクラ前夜なのに、夕食はTHE焼き肉にビール。
夕食後は全員で道の駅にある温泉に入り、スタート地点で行われている前夜祭を少しのぞいて宿へ。


21:00。
就寝時間。
明日の朝は4時起床。
この宿の宿泊客は20名程度。そして部屋にトイレは無く、共同のトイレが2台のみ!
朝はトイレバトルになると聞き、ちょっと不安になりながら目を閉じます。

エアコンの無い部屋で窓を全開にして雨音を聞きながら
P9074234.jpg


24:00。
原因不明の腹痛に襲われ、夜中にトイレに駆け込みます。
液状のブツを大排出してお腹の中は空っぽに。
早くも軽量化を済ませ、心配していたトイレバトルに巻きこまれることはなくなりましたがちょっと不安に。
その後なかなか寝付けず、ようやくまどろみかけたところで4時の目覚ましが。



9月8日。
5:00。
夜中に降っていた雨も未明には上がり、どうやらスタート時点の天候は持ちそう。

お腹の具合が不安だったので朝食には軽く箸をつけ、
残りのエネルギーは羊羹2個とエナジーゼリーで補給。

着替えを済ませ、薄暗い朝の道を小学校グラウンドまで歩き、ようやくバイクにまたがります。
今週はほとんど乗れてなかったし、ニューホイールと新品タイヤもまだ30㎞しか走ってないので
感触を確かめとかねば!
P9084235.jpg



10㎞ほど軽く流し、最後に170bpmまであげてアップ完了。あとは序盤の緩斜面をアップ代わりにするかな♪
なんてのん気なことを考えながら、宿をご一緒した方と談笑してスタートを待ちます。


この大会のスタート分けは受付順。ロード一般は5グループに分かれてスタートです。
チャンピオンクラスやMTBやレディースは別にして、
一般参加者はその走力や年齢を問わず、各グループ100名超が一斉にスタートするんです!
なんて恐ろしいスタートなのだ・・・
盆前にあわてて出場を決意した私は当然最終の第5グループです!


スタートを待ちながら周りを見渡すと本当にヨダレものの高級バイクばっかり。ホイールも然り。
これは関西人が派手好きだからというワケじゃなく、
この大会に集まる参加者のロードバイク熱とレベルの高さを物語っているのでしょう。
P9084236.jpg


7:00。
いよいよレース開始。

各グループが2分置きにスタートし、第5グループは7時14分にスタート!!!!!


とりあえず飛び出した数人のグループの後ろに付き、様子をうかがうことにしましょう。

と思ったら集団のペースは予想以上に速い!!
展開を見守る余裕なんてありゃしない。
前半の緩斜面を35~40㎞で一気に掛け抜けて、あっという間に本格的な坂の上り口へ。

ふと心拍を見たらもう190記録してますやん!!
脚はまだ全然余裕あるけど、流石にこの数字はマズい・・・
めまぐるしく動く集団内での位置取りに必死で、GARMIN確認する余裕まったくありませんでした。



上りに差し掛かったところでようやく一息。
時速20kmを下回ったところでようやく冷静になります。

脚は?よし。疲れてない!
まずは心拍を180前半~中盤まで戻し、これを定常にして上ることにします。
普段こんなペースなら間違いなくヒィヒィいってるハズですが、
レースだとこれでいけそうな気がするから不思議です。


勾配は8~10%。道幅も広めなので追い抜きも楽。
これがまったく緩むことなく2kmほど続いたところで、
私は恐ろしい看板を目にします。



「激坂区間スタート」




え?



さっきまでのは何??



こっからが本当のスタートですかw


そういえば、今年から激坂区間を設定したのでその区間タイムを計測するって言ってたなー。
その計測センサーもここに敷いてありました。



気を取り直してLet'sヒルクライム♪

激坂林道区間に入ると勾配は安定して10%にw
そして明らかに道幅が狭くなるww


この道幅が結構クセもので、前の人をパスするときに
キケン回避のために「右から抜きます」を声を掛けるもしばしば。
さらにグレーチングゾーンでは、安全のために敷いてあるマットの上を走るためにどうしても
センターを通過する必要があり、なかなかテンポよく上れません。
そして勾配が上がるとたまに前がつかえるw
100人、200人抜いても、次の人が前に現れてくるww
参加者700人以上で、最後尾からスタートしてるんだもんなぁ。


抜いたり抜かれたりを繰り返しているうちに第5グループの先頭集団もバラけてきました。
時々接近することもありますが、ここは皆が自分のペースを保つことに精一杯。
下手にアゲたりせず、ギリギリの状態で体力と脚の温存を図ります。



前半の10%区間を過ぎてほんの少しだけ勾配が緩んだあとでもう一段階斜度が上がり
11~13%ゾーンに突入。


リア25Tまでしか入れてないのでケイデンスは時折60を切ってしまいます。
するとさっきまで1コーナー分離されながらも視界に捕えていたライダーの姿が見えなくなってしまいました。

やっぱり27T用意してくりゃよかったなぁ・・・
と思いながらキコキコと15%ゾーンもクリアし、激坂区間もようやくおしまい。


試走もしてないコースで不安だったということもあって、
一番の勝負どころをある程度余裕を持ってというかチンタラやり過ごしてしまいましたw
当然前にも置いて行かれ、心拍も180まで下がっていたので
勾配が緩んだ(といっても10%近い)ところでもう一度踏み直して林道区間終了!!
結局急勾配10㎞弱もあったやん!!



おし!
ドライブウェイに合流し、あとは10㎞のアップダウンコース!!


・・・のハズが意外と上ってる。林道ほどじゃないけど。



そんでも休みどころのあるコースがあと10㎞だと自分に言い聞かせ
最後のひと踏ん張り。


最後のアップダウン区間は集団走行が有利との情報を得ていたので
序盤に現れた上り区間で前を走っていた集団になんとか追い付きますが
ゼッケンを見ると第3や第4グループの人ばかり。

この方々も健脚さんばかりなのでしょうが、微妙に脚が合わず
気がつけば終始私が数人を後ろに牽き連れているという展開に。


ここで回してくれる人達が数人でもいればスピードに乗れるのに。もう!



この大台ヶ原はヒルクライムでありながら、
前半の緩斜面と後半のアップダウン区間はロードレース的な戦術も必要なのだと感じたのです。
え?気付くの遅い?

はい。そう気付いた頃にはレースはもう大詰めを迎えていました。


最後にもう一度勾配が強まったところで「あと1km!頑張って!」と声援が聞こえました。
もう少しで終わる・・・。

ここで私の後ろから飛び出してきた数人のライダーに抜かれますが、
なんとか最後はスパートらしきものをして終えようと
ラスト200mのパイロンゾーンをシッティングで必死で回します!!



回せ!


最後くらいは魅せろ!!


出しきれ!!!




ゴール!!!!!!







とりあえず、ぼんやりと目標にしていた1時間30分は切れました。

そしてあわよくばと思っていた1時間25分切りも達成。


激坂で頑張らずにアップダウンで力を使ってしまったことがちょいと悔やまれますが
ソイツもまぁ経験ってことで。


確かにくたびれたし、ウワサどおりキツかったけど

激烈に楽しいレースでした!!!


みんな清々しい顔してます。
P9084239-1.jpg

そろそろ下山の準備。mocoさんですか?
P9084242.jpg

下りる前にここで一枚。標高1571m。高いとこまで上ったんだなぁ。
P9084244.jpg




そして一番の感動は、レースを終えたあとの下りに待ってました。

村の皆さんからの拍手と声援を浴びての凱旋。




鳥取から6時間掛けて出掛けた初めての県外遠征は非常にワンダフルな経験でございました。

P9084252.jpg



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